2026年2月2日に導入開始されたe AぷらねっとアポロGO
豊丸が送り出す甘デジ“オマージュ機”。
前作「夏色日記」が海物語系だったのに対し、今回は完全にパワフル寄せ。事前情報の段階からかなり本家リスペクトが強く、良い意味で“あの頃のパチンコ”を思い出させてくれる一台だ。
どんどん尖った台ばかりが増え、荒波前提の時代になった今、こういう肩の力が抜けた甘デジを見ると少しホッとする。
コンテンツ違いで中身はほぼ海物語、みたいな時代の方が実は平和だったんじゃないか……なんて思ってしまうのはオレだけじゃないはずだ。
超簡易スペック
大当たり確率……約1/99
ST突入率……100%
ST継続率……約50%
当たればST8回+時短。
説明終了。完全にパワフルの系譜である。
ただしこちらは遊タイム搭載。大当たり濃厚という安心感もあり、本家より遊びやすい可能性すらある。
さらに設定は新基準仕様。
大当たり確率は大きく変わらないが、設定ごとに振り分けが変動するタイプ。可能になったとは聞いていたが、採用はかなり早い部類ではないだろうか。
稼働
PB機かつオリジナル版権、そしてスマパチ。
その名は ぷらねっとアポロGO。メーカーは豊丸産業。
豊丸といえば、スマパチをどこのホールにでも卸しているわけではないメーカー。
つまりこの筐体を拝むには、PB機を扱う特定ホールに足を運ぶしかないというわけだ。
とはいえ、今回導入されているのは業界最大手クラスのホールばかり。
マイナー店のPB機のような“探す苦労”はない。
近所にも導入あり――ただしマイホからは少し遠い。遠征は必要だが、それくらいは許容範囲だ。
前作のPB機「夏色日記」がなかなか面白かっただけに、今作にも自然と期待が高まる。
設定付きはさておき、遊タイム付き。
保8、100突、甘デジ、遊タイム。
こういうのを“ユーザーに優しい台”って言うんだよ。
スペックだけ見ても、これが一般ホールに流通しないのは本当にもったいない。
荒い台も必要だが、今は荒い台“だけ”が多すぎる。
こういう安心感のある台、もっと増えてくれ。
そんなわけで、マイホの稼働がイマイチだった日に遠征新台稼働へシフト。
某大手ホールの1ぱちに4台設置。
「さすがに座れるだろ」――はい、余裕で空席。初打ち開始だ。
まず感じるのは液晶のデカさ。
全画面タイプの迫力はやはりスマパチの強み。演出のスケール感が違う。
今回は“連チャンするまで打つ”前提。
低貸し&遊タイムありなのでフルカスタムで挑む。
ゲーム性を一言で言うなら、完全に“パワフル系”。
前作「夏色日記」が海物語系だったのに対し、今回はパワフル。
本家の最新作がやや迷走気味な今、
「こっちの方が正統進化では?」と思ってしまうほどの完成度。
正直、SANKYOはこれを目指すべきだったのでは……?

ほどなくして、どこかで見覚えのある王道リーチで当たり。
シャッター……ではなく、本機独自の昇格演出へ。
最終的な7の数でラウンド決定――今回は3R。
ST8回(約1/12)。
清々しいほどのオマージュ精神。嫌いじゃない、むしろ好きだ。
STはスルーしたが、時短で引き戻し成功。
フルカスタムでも“全部来ないと当たらない”わけではない絶妙なバランス。
そしてこの当たりがオールセブン、10R!
ここからが本番。
電サポ100回、しかも状態転落なし。
どんな当たりでも以降は電サポ100固定。
もはやこちらが“真のパワフル”でいいのでは?

リーチ演出の迫力も素晴らしい。
流星が迫ってくる演出は全画面ならではの没入感。
ラウンド中のお遊び――スターウォーズ風台紹介演出もニヤリとさせる。

パチンコ台なんて、これくらい肩の力が抜けてていい。
今はどこも気取りすぎ、頑張りすぎなんだよ。

気づけばただただ演出を楽しんでいる自分がいた。
そして払い出しは余裕の2500発オーバー。
これで“卒業条件達成”。
文句なし。
……なのに、惜しい。
もっと打ちたい。
安心感のあるスペック、分かりやすいゲーム性、迫力のある演出。
奇をてらわず、でもちゃんと楽しい。
PB機に留めておくのは本当にもったいない。
全ホールに売ってくれよ、豊丸。
荒波ばかりの今だからこそ、
こういう台が沁みるんだ。
――良台、ここにあり。
まとめ
評価:☆4
素直に面白い。もっと打ちたい。
某大手ホールがマイホの人は、ぜひ選択肢に入れてくれよな!


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