2026年4月6日に導入開始されたeリコリス・リコイル
ニューギンがめちゃくちゃ力を入れているのが伝わってくる新規版権で、プロモーションもCMもかなり大掛かり。作品自体の好みは人それぞれだろうが、メーカーがここまで本気を出している版権は、やはりコケてほしくない。
ただ、ここまで力を入れるなら、変則スペックではなくオーソドックスなスペックで真っ向勝負しても良かったのでは……と思わなくもない。
超簡易スペック
大当たり確率……約1/260
LT突入率……50%
LT継続率……約75%
一見するとシンプルなスペックなのだが、実際は初当たりが「1/350くらい」と「1/1000くらい」の合算である。1/260と思いながら打つと面食らうかも。
LTの突入率は約50%で入りやすいっちゃ入りやすいのだが、右打ちにはモードAとBが存在し、Bで当てないとまとまった出玉になりにくい。
感覚としては「引けなきゃ意味がないボーナス型LT」に近いので、そこを理解して打たないと、表面上の数値以上にキツく感じるかもしれない。
チンアナゴ地獄、開幕
2026年の新台の中でも、かなり気合いが入っているとの前評判だったのが、リコリス・リコイルのパチンコ。
ニューギンが本気で作り込んできたのが、打つ前から伝わってくる一台だった。
実際に座ってみると、まず感じるのは液晶の綺麗さ。待機画面からかなり凝っており、変動時の背景演出や図柄の動きまでしっかり作り込まれている。
カスタムの種類も豊富で、「気合い入ってんなぁ」というのがすぐ分かる。
そんな中で選んだカスタムは、もちろん「クルミ先バレ」。
動画などでも散々見ていたが、あの音がめちゃくちゃ気持ち良さそうで、実際に自分で聞くのをかなり楽しみにしていた。ラッシュ確定という安心感もあり、ワクワクしながら打ち始める。
……が、現実は甘くない。

特に大きな展開もなく時間だけが過ぎ、ようやく訪れた初当たりは、「チンアナゴボーナス」。
図柄揃いとは別ルートの当たりで、クルミ先バレを経由しない特殊パターン。
「おっ?」とはなるのだが、問題はここから。ラッシュ突入期待度はそこまで高くなく、結局スルッと終了。
まあ、初打ちとしては悪くない。印象自体はかなり良い。
後日、再戦。
相変わらずクルミ先バレで打っていくが、これがまあ静か。弱そうなSPリーチがたまに来る程度で、特に何も起きない。
そして来るのは、またチンアナゴボーナス。
さらに後日――またチンアナゴボーナス。
まさかの3連続チンアナゴボーナスである。
図柄揃い確率よりかなり薄い方を3回連続で引くという、ヒキが強いのか弱いのか分からない状態。
いや、普通そこまでチンアナゴばっか引く?
心は折れていなかったが、新台を打つ条件を厳しくしたこともあり、なかなか腰を据えて打てず。
本当は図柄揃いやアルティメットドライブまで体験してから記事にしたかったのだが、とりあえず「第一章」として締めることにした。
――連チャンは、延長戦に期待。
泣きの1000玉、流れが変わる
……と記事を書いた、その日の稼働だった。
別の台もダメ、今日も負け。
どうせなら最後に「泣きの1000玉」でリコリコを打つか、と軽い気持ちで着席。
当たらなきゃそれで終わり。当たったらラッキー。

そんな気持ちで打ち始めた数回転後――ついに初の図柄揃いを獲得。
クルミ先バレ経由ではなかったが、ようやく“図柄揃い”を引けた。いや、本当に長かった。

チンアナゴしか見ていなかったから、「この台、本当に図柄揃うのか?」くらい思っていた。先バレ経由の当たりではなかったのでラッシュ獲得演出はあっさり失敗。でもーー
「ここから流れ変わってくれねぇかな」
そう思いながらわずかばかりの持ち玉を打ち込んでいると――ついに発生、クルミ先バレ。

やっぱり、あの音はヤバい。
動画で見ていた時点でも良かったが、自分で聞くと脳への刺さり方が違う。
ラッシュ確定という安心感もあり、変動を眺めている時間が最高に気持ちいい。
とはいえ、この台のラッシュ継続率は約75%。
普通にスルーもあり得る。

とりあえずの目標はアルティメットドライブ。せめて2連はしてほしい……と願っていたところ、ST中盤で設定していた占有率50%の先バレ発生。
セーフ。
残念ながらモードBではなくAだったようだが、初当たりからのラッシュでモードAなのは想定内、獲得は750発だが、それでも「スルーしなかった」という事実が大きい。
そして3連目を目指すST。
モードAかモードBかは分からないが、もしモードBならかなり熱い。
そして――ついに来た。
3000発ボーナス。
この時点でモードBだったことが確定。そして、ここから先が本番。
アルティメットドライブ、覚醒
3000発獲得後、運命のジャッジ。
ここで6000発上乗せを引ければ、最大目標だった「アルティメットドライブ」突入となる。
画面を見守っていると――ノイズ演出から、6000BONUS。

来た。
ついに来た。
この台を打つ上で、一番やりたかったアルティメットドライブ突入である。
ここからは、もう完全にお祭り状態。

まず9000発。

さらに上乗せして12000発。
止まらない。
15000発。

18000発。
「もう十分満足だろ」というレベルまで伸びるのだが、アルティメットドライブ終了後もラッシュ自体は普通に継続。
しかも75%とは思えないほど、妙に淡々と当たり続ける。
気付けば時刻は閉店間際。
「これ、閉店取り切れずあるか……?」
そう思いながら回していたが、奇跡的に流れは収束へ向かう。
そして――閉店30秒前にラッシュ終了。
完璧。

出玉は4万発に届かないくらい。
チンアナゴボーナス3連発で絶望していた男が、最後はアルティメットドライブからの大爆発。
泣きの1000玉、やってみるものである。
まとめ
この台は、かなり良くできている。
なぜなら、“良い状態がとにかく楽しい”からだ。
くるみ先バレからラッシュに入り、アルティメットドライブまで経験してしまうと、そりゃ脳も焼かれる。
パチンコ初心者の頃にこの台でこんな体験をしていたら、多分ずっとこの台を打ち続けていたと思う。それくらい、中毒性のある作り。
スペック面の尖りやキツさも、演出の良さでかなりカバーできている印象だった。
……まあ、俺は色んな台を打ちすぎて感性が擦れているので、打ち続ける事はないがね……


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