2026年6月8日に導入開始されたPA花の慶次〜傾奇一転 87ver.
スペックは強かったのに大コケした傾奇一転だが、デカヘソのスペック違いが出たりと未だに擦られている。
もっとも、この台の問題は演出面なので、ベースがそのままではどう捻っても厳しい部分はある。
……のだが、甘デジ版はそんな演出面の弱さをカバーできるかもしれないスペックで登場した。
カバーの方向性は出玉ではなく遊びやすさ。
マイルドすぎて、むしろ今の時代では珍しいくらいのまったりスペックとなっている。
超簡易スペック
大当たり確率……約1/87
ラッシュ突入率……100%
ラッシュ継続率……約60%
遊タイム……低確260回転消化
甘デジらしい100凸のマイルドST機。
やはり当たったら必ずチャンスがあるというのは素晴らしい。
継続率は低いものの、右の出玉性能はわりと強め。振り分けが噛み合えばそこそこ出玉も伸びそうだ。
さらに遊タイム付き。
この台は混合機なので、ST抜け後は遊タイムまでの回転数がしっかり減っている。
かなり完成度の高いスペックだと思う。
久しぶりに甘デジらしい甘デジ
最近の甘デジは「甘デジ」と言いながらも、実際に打つとかなり荒い機種が増えた。
ラッキートリガー搭載で夢はあるが、その代わりに初当たりが重かったり、右打ちまでの道のりが遠かったりと、遊びやすいとは言い難い機種も少なくない。
そんな中で登場したのがPA花の慶次〜傾奇一転 87ver.だ。
出玉性能は控えめだが、ST100%突入かつ遊タイム搭載という非常に安心感のあるスペックになっている。
もちろん全ての良いところ取りはできないので、その代わり右打ち継続率は約60%。
爆発力ではなく、文字通り「遊ぶための甘デジ」という仕上がりだ。
こういう本当に甘デジらしい甘デジが出てきたのは素直に嬉しい。
カスタムは親機の傾奇一転ではなく、デカヘソ版のカスタムを踏襲している。
つまり大当たり濃厚となるキセル先バレが搭載されているのだ。
当然設定はキセル先バレ。
あとは遊タイムを狙いながらキセルを待つだけである。
幸いマイホの扱いも悪くない。
めちゃくちゃ回るわけではないが、かといってストレスを感じるほどでもない。
いわゆる「普通に回る」というやつだ。
最近は普通に回るだけでもありがたい。
問題はこの台の遊タイム。
発動がかなり浅いため、少し打ち込むと途端にヤメづらくなる。
気付けば遊タイムまで残り30回転。
さすがにここまで来たら捨てられない。

続行を決意した直後、遊タイム到達前に当たり。
別にラッシュ100%突入なので文句はない。
ただ、振り分けを考えると遊タイム経由の方が少しだけ得だったので、
「どうせなら行ってから当たってくれても良かったな」
とは思った。
スルー、スルー、そしてまたスルー?
初当たりからラッシュへ。
この台の右打ちはSTだが、大当たり確率自体は通常時と変わらない。
そのため継続率は約60%。
数字だけ見れば十分だが、スルーも普通に起こる。
そしてその普通に起こる方を引く。
初打ちはあっさりスルー。
まあいい。
どうせまたすぐ当たる。
そう思っていた。
実際、新台なので優先順位は高い。
すぐに再挑戦した。
今度は遊タイムを意識する前に当たり。
前回は一騎駆けモードだったので別モードも試してみたが結果は同じ。
再びスルー。

これで2連続スルー。
継続率60%だから仕方ないとはいえ、数字で考えるとそこそこ薄いところを引いている。
だが、まだ慌てる時間ではない。
次がある。
三度目の挑戦。
今度こそ右で当たりを見たい。
ところが今回も気付けば遊タイムが見える回転数まで到達。
またしても追わざるを得ない展開になる。
そして遊タイム目前。
残りわずかとなったタイミングでキセル先バレ発生。
無事に大当たり。
当たるのは良い。
良いのだが、やはりもう少し早く当たってほしい。
そんなことを思いながら三度目のラッシュへ突入した。
ようやく見られた右打ち当たり
ラッシュ中は先バレカスタム。
当然ながら当たっていないので一度も鳴っていない。
結局、一騎駆けモードに戻して消化していく。
やはり慶次は一騎駆けが落ち着く。
そしてついに訪れたチャンス。
先バレなしから赤保留。
これはさすがに決まっただろう。
演出は順調に進み、メーター演出へ。
ここでお楽しみの裏ボタン。
赤ボタンを押せば、かつての一発告知ボタンのような使い方ができる。
ポチッ。
即告知発生。
気持ち良すぎる。
ようやく右打ちで当たりを引き、2連チャン達成。
三度目の挑戦にしてようやくラッシュらしいラッシュを見ることができた。
その後は次の当たりを目指したものの、そのまま終了。

結果は2連。
出玉的には大したことはない。
だが、不思議と満足感は高かった。
まとめ
この台はST100%突入。
だからスルーしても納得できる。
「入らなかった」のではなく、
「入った上で当たらなかった」
だからだ。
さらに遊タイムも付いている。
打ち込めば最低限のチャンスは保証される。
最近の甘デジにありがちな理不尽さが少ない。
もちろん派手な大量出玉は期待しにくい。
しかし、2万円も3万円も飲み込まれる前に一度はラッシュを体験できる安心感は大きい。
回転率さえ極端に悪くなければ、かなり長く付き合える機種だと思う。
派手さはない。
だが、こういうストレスの少ない甘デジこそ、バラエティコーナーにずっと置いておいてほしい一台である。


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