2026年3月16日に導入開始されたP モモキュンソード 速撃99ver.
親機のモモキュンで西陣の系譜は終わってしまったと思っていたから、スペック違いとはいえソフィアの新台が出てくれてオレは嬉しい。
が、この台はLTも付いておらず、親機と同じくすでに開発済みの台を出しただけの可能性が高い。西陣のDNAがどうなるかは、ソフィアの次の新台が出るかどうかにかかっているだろう。
超簡易スペック
大当たり確率……約1/99
ラッシュ突入率……約50%
ラッシュ継続率……約74%
ヘソでニブイチを取ってラッシュに入れるというシンプルな台。1回転決着の超ショートSTなので、スルーすれば実質単発もあり得る。
出玉トリガーは右の10R。これは上乗せがあるため、30%×30%がうまく繋がれば甘デジらしからぬ出玉になる可能性アリ。
西陣の残り火
パチンコ業界から撤退した西陣。その開発を担っていたソフィアはフィールズ傘下で健在だが、今後どうなるのかは不透明なまま。
そんな中で登場したのがモモキュンの甘デジ版。おそらく西陣健在時に開発されていたであろう一台で、LT非搭載のシンプルな仕様となっている。
ミドルでは良い思いをした機種だけに、甘でも期待したいところ。先バレだけ設定して実戦スタート。

だが、先バレは来ないまま入賞時に強烈なボタンバイブが発生。バレなしバイブが当たりに絡むのか曖昧な記憶のまま見守ると、邪鬼王演出が発生。流れ的には文句なし、そのまま初当たりを獲得する。
ニブイチ突破、そして連チャンへ
問題はここから。ラッシュ突入はヘソのニブイチというシンプルな関門だが、これをしっかり突破。

バレなし当たりに特別な恩恵はなさそうだったが、結果オーライのラッシュ突入成功。

本機は1回転決着の超ショートST。スルーすれば実質単発という緊張感の中、1発目から激アツ展開であっさり当たりを引き、2連達成。
ここから出玉を伸ばすには30%の10Rを絡めていく必要があるが、続く当たりでは引けず。それでも連チャン中にどうにか繋げたい展開だったが、流れは徐々に怪しくなっていく。
見えた限界とポテンシャル
4回目の当たりを目指す演出では明らかなピンチ展開。最終バトルの流れはミドル版とほぼ同様で、展開から結果が読めてしまうのが逆に辛いところ。
そのまま逆転もなく終了。

ミドルでは3万発クラスの出玉を経験しているだけに、このショボ連での終了は物足りなさが残る結果となった。
とはいえ、この台のポテンシャル自体は確かに感じる内容。
間口は広く、LTなしでも十分に荒さと出玉性能を両立できている点は評価したい。無理にLTで間口を狭めず、「甘デジとしてちょっと荒い」くらいのバランスでいい——そう思わせる仕上がりだった。
そして気になるのは今後。これが西陣の系譜の終着点になるのか、それともソフィアが新たな形で機種を出し続けるのか。
願わくば、この一台で終わらず、次へと繋がってほしいところだ。
まとめ
甘デジはこれくらいで良い。モモキュンも別に荒くないわけではないが、玉を出すイメージは簡単に湧く。
できるかどうかではなく、「イメージできるかどうか」が大事。
LT機の最終系は確かにすごいが、そこに到達できるイメージは簡単には湧かない。打つ前からネガティブな気持ちになるのは良くない。
別にLTがあってもいいが、甘デジのLTは直突入でない場合、オマケ程度で十分だと思う。
荒さはモモキュン程度に抑えてくれ——そう感じた一台だった。


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